日時:2021年10月31日(日)、11月13日(土)、14日(日)、12月4日(土)、5日(日)
場所:広島経済大学、岩国商業高校、岩国工業高校、下松スポーツセンター、華陵高校
対象:広島県「スタートコーチ」、山口県「コーチ1」
担当:酒巻 清治
目的:JSPO指導者資格:ハンドボール専門
多くの指導者たちと会う機会を得て大変有意義な時間を過ごさせて頂いた。人生の大先輩であるベテラン指導者の「情熱」、10代のヤングコーチの「意欲」、などに触れ「伝えること」の必要性をあらためて感じた。以下、ご本人の承諾を得た上でコメントを掲載する。
「Sports integrityを具体的に実践していくために今回の講習を受けて、私は小さなことでも声かけ一つ一つを丁寧に行わなければいけないのだと感じました。こう考えた理由は自分の思いの声かけだけをしていたら子供たちのためにならないからです。ハンドボールのプレーだけに関わらず子供たちが何かしたとき私たちはそれを正しく評価していくことが必要なのだと聞いてすごく納得しました。もちろんできた時はすごく嬉しくなりますが、子供たちができるできないに私たちの感情は関係ないため、できないときに怒ることや体罰などは絶対にしてはいけないのだと思いました。なぜできないのか、どうしたらできるようになるのか一緒に考えていかなければ子供たちの成長に繋がらないため、小さなことでも一つ一つ考えて声かけをしていこうと思います。」
「スポーツには勝敗がつきものだと思います。スポーツで勝敗をつけることができるのは相手チームや、サポートの方がいてこそのことなのだと思うので感謝をする心を選手に忘れてほしくないと思ったからです。スポーツをする上で誰もが勝ちたいと思ってやっていると思います。もちろん勝利を追求しながらやるのですが、「良き敗者」「良き勝者」になれるかどうかが大切なのだと思いました。勝利だけを求めて卑怯な行為に走ってしまうのではなくお互いに思い合うことが必要になってくると思ったのでこのように考えました。」
志の高い指導者達が荒波を乗り越えて「Good Coach」になることを願うばかりである。