『Analyze』 2021~22 JHL 4W②

【東日本(TM):車体(TA)】

1日においての試合のため直ちに改善は難しかったのだろう。
TMのOFは一日前の試合と変わらずDFを介在したエリアからのシュートから入る。
立ち上がり相手DFのシステムやラインの「高低」をスカウティングする。
その上での判断であるなら仕方がないが、果たしてそうだったのか?

DFについては、「6人が一つのボールを守る」意識が足りないように感じる。
自分のマークを取りすぎるため相手の攻撃のきっかけ段階から間隔が広く、最終的に自ら「寄る」ことになり広いスペースを与えてしまっていた。

TAは、一人に偏ったゴール数を次の試合までにいかに改善するか?OFの組み立ては問題なく最後のシュートだけというわけではない。
外し方も繰り返されればテコ入れが必要だろう。

【合成(TG):紡織(TB)】

TBはDFシステム上の約束事を「個」が徹底すること、システムチェンジを行った際もやはり「個」の基本スキルをしっかり発揮する必要がある。
この二つを使い分けるためには日頃からの準備が大切になる。
特にセンターDFの「構え」が気になる。「間合い」の勝負に勝つには、「ボール&マーク」を徹底しなければならない。

OFについては、前の試合から「組み立て」の改善がみられた。
ただし、スピードを身上とするプレーにおいて、最も重要で難易度が高い「縦の強さ」を失うリスクが潜んでいる。

「横流れ」に注意すべし。

 

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