『無法天に通ず』 世界新・メダル・大会新・日本新・自己新、のどれも素晴らしいが、どれがいい?

“自分への挑戦”“自分との闘い”と言うけれども、ハイそうですか私頑張ります、とは簡単にならない。皆さんご存じの通り。スポーツ・競技の歴史は長くその中で不可能といわれることを可能にしてきたアスリートは多い。高跳びアメリカ・フォスベリー選手は背面飛びのパイオニア、当初は変わり者として扱われた。今は背面飛びが主流。陸上トラック1600mは4分を切るのは不可能とされていた、挑戦することは健康を害するとも言われたが、1954年バニスター選手が切ってからというもの多くの選手が切り出した。東洋の魔女の回転レシーブ、王選手のフラミンゴ打法からのHR世界新、トビウオJapanの林成之先生曰く「ピークは大会の先にあると考える。」よって、北島選手平泳ぎ世界新。100m桐生選手が10秒切り出したらその後多くの選手が切り出した。イチロー選手の振り子打法他、2015年ラグビーのジャイアントキリング、大谷選手の二刀流、AKATSUKI FIVEのスリーポイント、など結構ある。冬季OG北京大会、羽生選手の4回転半、ビッグエアー高校生の挑戦(技の名前を覚えられない…)、1から続くことも大変だが、ゼロから生み出される“希望”は尊い。必ず羽生選手又は羽生選手に続く選手が4回転半を成功させるだろう、ビッグエアーも次は立つだろう、過去に囚われず、他言に惑わされず、型にはまっても殻は破る、アスリートたちには何ものにも囚われることなく自由に“挑戦”してほしい。
もちろん“挑戦”というものは何もメダリストやトップレベルだけに与えられた特権ではない。競い合いに挑む競技者達にも平等に“挑戦”権はある。まずは「自己新」にチャレンジしよう。“闘い(Fight)”は昨日の自分との競い合いに挑むことである。オッサンは手助けする準備を常にしているはずである。JHL2024年プロリーグスタートは決まっている。今は48分間がプレータイム、2年後までには60分に伸ばしておこう。プレーに関係ないリアクションに隙を見せないようにしよう。ファン&観客は60分の試合観戦を望んでいる。歴史を尊重しながらハンドボールの新しい可能性をJHLは見せてくれるはずである。

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